アスリートのキャリア育成・就職・転職を支援する 「マイナビアスリートキャリア」って?

アスリートのデュアルキャリア、セカンドキャリアを支援する「マイナビアスリートキャリア」事業室の木村雅人さんと松岡勇作さんにインタビュー。学生アスリートならでは将来の不安や悩みにどのように向き合うといいのか、多くの競技者に寄り添い続けるおふたりに、その想いをお聞きしました。

「マイナビアスリートキャリア」とは?

マイナビアスリートキャリアは、一言でいうとアスリートの拠り所。単なる就労支援ではなく、競技生活を送っていく上で困ったことや、競技生活に幕を引いたあとの人生を作っていくために、いつもで頼ってもらえる場所を目指しています。

部活やスポーツを通して培ったキャリアを、次のステージでどう発揮するかまでトータルサポートしています。

アスリートキャリア事業室から学生へのメッセージ

目的をもって行動するとキャリア形成もうまくいく

将来について考えたことがないという読者もいるかもしれませんが、まずは競技を通してどんな力を身に付けてきたか、そもそもなぜ競技をしているのか、自己認識するところから始めてはどうでしょう。考えや目的をもって行動してきた人はキャリア形成もうまくいっている印象です。

部活以外のコミュニティーで感性を磨こう

そして部活とは違うコミュニティーで普段関わらない人たちと出会い、スポーツ以外の感性も磨くことも大切です。アスリートキャリアスクールやイベントに参加して頂くと、いい刺激が生まれ価値観も変わるはずです

株式会社マイナビ
アスリートキャリア事業室 室長 木村雅人さん

5歳からサッカーをはじめ高校卒業後にJリーグへ。23 歳に引退後、大学へ入学し教育学を学ぶ。卒業後は株式会社マイナビへ入社。企業の新卒採用に従事したのち、「医療系学生」を対象とした新規事業を立ち上げ成功。その実績と元プロサッカー選手の経験より「スポーツによる人材育成と就労」をテーマに、アスリートが生き生きと活躍できる社会の実現を目指している。

部活を通して得たスキルは社会で活きる

部活は、同じ目標を持った仲間、色んな年代のメンバーが属するチーム(=組織)で活動しています。その中で「自分の強みは何か?」「どういうポジショニングをとるべきか?」「チームに貢献できることは何か?」など考える要素がたくさん眠っていて、それを体現する最高の環境です。

このような自己分析は、就活やビジネスに直結していて、スポーツを通じて得られた経験やスキルは、将来、社会で存分に活かせます。それを知っていて競技生活を送るのか、このまま過ごすかで差がどんどん出てきます。

キャリア形成もトレーニングと同じ

これって皆さんが普段やっている筋トレと同じだと思うんです。どこが刺激されているのかを意識してやっていくことで、本当の意味で力がついていきます。やり方がわかならい!という方は気軽に何でも相談してください。

株式会社マイナビ
アスリートキャリア事業室 松岡勇作さん

10 歳からゴルフを始め、中・高・大学ではゴルフ部のキャプテンを務める。株式会社マイナビへ入社後、2018 年にアスリートキャリア事業室を立ち上げる。元プロゴルファーの経験を活かし、アスリートが競技を続けながら、仕事も両立できるライフスタイルを提案している。

「アスリートキャリアスクール」について、詳しくはWebサイトをチェック。「アスリート・ビジョン」でも引き続き、最新情報をお届けします!

※2021年1月15日発行「アスリート・ビジョン#20」掲載/この記事は取材時点での情報です

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