今こそ読みたい!学生アスリートにおすすめの本

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環境の変化に伴い自宅で過ごす時間も増えた学生アスリートも多いはず。そこで、スポーツの現場で競技者をサポートしてきた先生方に「今だから読んで欲しい本」を教えていただきました。自分に足りない知識や情報を得られるのが読書の利点。オフやスキマ時間を有効的に活用し、ぜひとも読んで欲しい1冊です。

栄養のプロ推薦 柴崎真木さん
スポーツ栄養士

ごはんをつくる前に読む本 
野上優佳子 著 (笠倉出版社)

調理器具や食器のそろえ方、買い物の仕方、レシピ本を読み解くコツなど、まず最初にやるべきことから、献立の立て方や調理法、食材を使いきるコツ、基本レシピのアレンジ法まで、自炊の全工程がまとめられています。料理に慣れている人にはもちろん、イラストや写真も多いので、これから自炊してみようと思う初心者にもわかりやすくておすすめです。

自炊男子「人生で多雪なこと」が見つかる物語 
佐藤剛史 著 (現代書林)

食に関心のなかった大学生の主人公が、初めてできた彼女のために料理をはじめたことをきっかけに、食を通じた出会いの中で成長していく物語です。「食」とは、誰かが喜ぶ顔を想像しながら料理を作り、それをおいしく食べることでまた誰かを喜ばせる、そんなあたたかい気持ちのやりとりなのだと気づかされます。まさに「食」が人生のHappyであることを教えてくれる一冊です。

トレーニングのプロ推薦 西山朋さん
八王子スポーツ整形外科 アスレチックトレーナー

NSCA決定版 ストレングストレーニング&コンディショニング 第4版
G. Gregory Haff, N.Travis Triplett 編集
篠田邦彦・岡田純一 監修(ブックハウス・エイチディ)

この一冊で運動生理学からストレングストレーニングやコンディショニングプログラムの実例および運営まですべてを網羅しています。トレーニングについて根本から知りたいアスリートはもちろん、 トレーニング指導者として知識の整理をするうえでもバイブルとして使える一冊と思っています。ちなみに私は第1 版からコンプリートしています!

可動域を広げパフォーマンスを上げる 新しいストレッチの教科書
森本 貴義・阿部 勝彦 著(ワニブックス)

筆者の経験に基づいた、システマティックで最先端のエクササイズがわかりやすく紹介されています。なかなかの難易度ではありますが、従来のストレッチと目的と成果が異なるのは実践してみれば明らかです。インターネット等で情報が氾濫し、トピックは山ほどある昨今、私も指導上、大いに参考にしています。

メンタルのプロ推薦 金井貴夫さん
内科医・精神科医、日本スポーツ協会認定スポーツドクター

超一流のメンタル
WOWOWテニスチーム・福原 顕志 著 (宝島社)

なぜ身体的に恵まれていないマイケル・チャンがグランドスラム最年少優勝を達成できたのか。“鋼のメンタルを持つ男”とも称されたマイケル・チャンの指導により、錦織圭選手がどう進化を遂げていったのか。この本を読めば、その理由が分かります。一流が一流たる所以が記されている名著です。テニスどころかスポーツをしない方にも、ぜひ、読んで欲しい一冊です。

ゾーンの入り方
室伏広治 著 (集英社新書)

超集中状態である「ゾーン」とは何か。ゾーンに入るための集中力はどうすれば身につくのか。そのための瞑想法・呼吸法・眼球運動など、室伏流エクササイズがイラスト写真付きで紹介されています。このいくつかを日常のルーティンに組み込んで実践すれば、「ここぞ」という場面であなたもゾーンに入れるようになるかもしれません。

マネジメントのプロ推薦 小林勝法さん
立教大学 国際学部教授

スタンフォード式 疲れない体
山田知生 著 (サンマーク出版)

世界最強のスポーツ強豪校とも賞されるスタンフォード大学で長年アスレチックトレーナーをしている山田知生氏による著書。いくらトレーニングを積んでも疲労がたまっていては競技力は発揮できません。科学的知見に基づいて、疲労予防と疲労回復の最新メソッドを具体的に紹介しています。練習強迫症に陥っている人は必読です。

スポーツ科学の教科書
谷本道哉 編著 石井直方 監修(岩波ジュニア新書)

NHK「みんなで筋肉体操」で筋肉指導を行う著者が、競技力向上に関する、運動生理学や解剖学、バイオメカニクス、トレーニング科学、健康科学といった観点から、アスリートが抱える疑問に一問一答式でわかりやすく解説してくれています。「筋肉の質は生まれつき?」や「バネのある動きって?」、「コアトレーニングって?」、「サプリメントは必要か?」などの疑問を解決してくれます。

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