料理ビギナーでも簡単・ラクラク!毎日食べたいアスリートごはん⑨【東京アスリート食堂監修】

アスリートのために健康的なカラダづくりに役立つ食事を提供している東京アスリート食堂。今回は栄養満点で時短簡単に作れるスープ3品をご紹介。カラダと心にやさしいスープで自分メンテナンスをしませんか?

東京アスリート食堂・本店
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21   TEL:03-3233-1555

加藤健嗣(管理栄養士・ラポール)
スポーツを楽しみ、頑張るすべての人を管理栄養士という立場から応援しています!

生井隆之祐(ラポール)
「食の大切さに気づけたこの瞬間。ライバルと一線を画す存在となる」頑張れ!学生アスリート

遅い日に食べても安心「薬膳風スープ」

たっぷり野菜でお腹も心も満足

材料(1人分)

・豚もも肉・・・40g  
・キャベツ・・・30g(ザク切り)
・もやし・・・20g
・にんじん・・・15g(短冊切り)
・しめじ・・・15g(石づきを取る)
・小松菜・・・10g(3㎝幅)
・長ねぎ・・・10g(斜め薄切り)
・しょうが・・・小さじ2(10g)(皮を剥き千切り)

・水・・・200cc

<A>
・鶏ガラスープの素・・・大さじ1 / 2(6g)
・塩・・・少々

・五香粉(ウーシャンフェン)・・・適量

作り方

水を沸かして豚もも肉をゆでる(豚肉から出る灰汁は取り除く)。カットした野菜とAを入れ煮込む。仕上げに五香粉をお好みで加えて味を調える。

時短&アレンジテク

●冷蔵庫にある野菜なんでもOK(面倒な時はカット野菜を活用)
●消化の良いうどんを入れて主食に変身(冷凍うどんを常備しておくと便利)

栄養MEMO
しょうがに含まれるジンゲロンや、しょうがを加熱することで生成されるショウガオールはカラダを温め、血行促進をサポート、質の高い睡眠にもつながります。

疲労回復をサポート「鶏のトマトスープ」

トマトの酸味と野菜の旨味が凝縮

材料(1人分)

<A>
・鶏むね肉・・・80g(ひと口大)
・なす・・・50g(乱切り)
・玉ねぎ・・・30g(串切り)
・セロリ・・・5g(薄切り)

<B>
・トマト缶・・・150g
・水・・・70cc
・コンソメ顆粒・・・大さじ1 / 2(6g)

・オリーブオイル・・・適量
・おろしにんにく・・・小さじ1(5g)

作り方

熱した鍋にオリーブオイル、おろしにんにく、カットしたAを入れ玉ねぎがしんなりするまで炒める。Bを加え鶏肉に火が通るまで煮込む。

時短&アレンジテク

●ご飯とチーズを加えてリゾットに
●パスタソースにしても美味しい

栄養MEMO
トマトに含まれるリコピンの抗酸化作用は、疲労の原因となる活性酸素を分解してくれる働きがあります。 また、リコピンは加熱することで吸収率が上がるため、スープで摂取するこがオススメです。

腸内環境を整える「豆乳スープ」

クリーミーなコクとまろやかな味わいが特徴

材料(1人分)

・木綿豆腐・・・60g(さいの目切り)
・ほうれん草・・・30g(3㎝幅)
・ブロッコリー・・・30g(ひと口大)
・かぼちゃ・・・30g(ひと口大)
・にんじん・・・20g(短冊切り)

<A>
・豆乳・・・200cc
・水・・・30cc
・白だし・・・小さじ2(10g)

作り方

Aを鍋に入れてスープ地を作る。かぼちゃから入れて、少し柔らかくなったら残りの材料を入れて煮込む。

調理POINT
豆乳が固まらないよう、ゆっくりかき混ぜながら弱火でコトコト煮込む。

時短&アレンジテク

●ほうれん草・ブロッコリー・かぼちゃなど冷凍野菜も上手に活用
●味噌を加えてみそ汁風に

栄養MEMO
豆乳に含まれる大豆由来のオリゴ糖は腸内細菌(乳酸菌やビフィズス菌等)の栄養源となり、腸内環境を整える効果が期待できます。

管理栄養士からのアドバイス

具材から溶け出した栄養を余すことなく食べられるスープは、まさに「食べるサプリメント」といわれています。食べるタイミングや体調に合わせてお好みのスープを選んで作ってみてください。また、今回ご紹介した3品は、具材や出汁のアレンジなど変幻自在!冷蔵庫に残っている食材整理にも最適です。

“鶏むね肉”は学生アスリートの強い味方

高たんぱく質で低脂質の鶏むね肉は、お財布にも優しく、自炊に励む学生アスリートにも取り入れやすい食材です。たんぱく質の代謝を促進する働きがあるビタミンB6も含まれているため、栄養面でも強い味方です。

イミダゾールペプチド

鶏むね肉に豊富に含まれるアミノ酸の結合体。筋肉中の疲労物質の分解を促進し、疲労回復効果が期待できると近年注目されている栄養素です。

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