ケガをした時の応急処置で用いられるアイシング。特に夏場は、「暑さ対策」や「コンディショニン グ」にもアイシングが活用されています。タイムアウトに選手がアイシングをしているシーンも、今やスポーツ界の新常識。では、強豪チームは、アイシングをどのように取り入れているのか。東海大学男子バスケットボール部シーガルスの選手、スタッフに話を伺いました。
東海大学 男子バスケットボール部シーガルス
1960年創部。日本一を目指したチームづくりとともに、地域密着型大学チームの先駆けとして活動している。スローガンは『ONE FOR ALL, ALL FOR ONE.』。6度のインカレ優勝を果たしており、数多くの選手をBリーグに送り出している。
http://tokai-seagulls-com.shn.u-tokai.ac.jp/
※『ロックアイス®』でおなじみの小久保製氷冷蔵株式会社は、バスケットボール強豪校の東海大学男子バスケットボール部シーガルスとパートナーシップを締結しています。
松崎 ひざを痛めているため、練習後に10〜15分くらいアイシングをしています。炎症が抑えられて、次の日もいい状態で練習ができています。
島谷 疲労が溜まっている時は、その箇所を重点的にアイシングをしています。合宿中はアイスバスも活用しますね。
山口 夏場の練習や試合中のタイムアウトでは、首や脇の下などリンパ節があるところを冷やしクールダウン。気分もスッキリして集中力も高まります。練習後はアイスマッサージもオススメです。
深津 ケガなどの応急処置は初動が大事。うちのチームはクーラーボックスに『ロックアイス』を常備しているからどんな時でもすぐに対応できています。
島谷 バスケットボールは突き指も多いから、アイシングの重要性は実感しています。
深津 突き指をした時も基本はアイシングですね。水と氷を入れた紙コップをその場で選手に渡します。
島谷 選手がバスケットボールに集中できる環境を作ってくれるトレーナーの存在は、本当にありがたいです!
山口 選手自身がもっと自分のカラダに気を遣ってくれるとね(笑)。メディカル を強みにして、より一層、自分たちがチームを支えていけるように頑張ります!
アイシングを有効に使おう!
※2022年7月15日発行「アスリート・ビジョン#26」掲載/この記事は取材時点での情報です。