アスリートのために健康的なカラダづくりに役立つ食事を提供している東京アスリート食堂。 今回は、夏が旬の野菜を使ったカレーをご紹介。たんぱく質たっぷりの付け合わせと、リカバリードリンクで英気を養い、暑い夏を乗り切りましょう!
東京アスリート食堂・本店
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21 TEL:03-3233-1555
生井隆之祐(ラポール)
「食の大切さに気づけたこの瞬間。ライバルと一線を画す存在となる」頑張れ!学生アスリート
加藤健嗣(管理栄養士・ラポール)
スポーツを楽しみ、頑張るすべての人を管理栄養士という立場から応援しています!
夏野菜カレー
材料(1人分)
・鶏もも肉・・・80g(ひと口大にカット)
・ナス・・・60g(乱切り)
・玉ねぎ・・・40g(乱切り)
・パプリカ・・・20g(乱切り)
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・トマト缶・・・20cc
・牛乳・・・小さじ2(10cc)
・濃口醤油・・・小さじ1
・塩・・・小さじ1/2
・カレー粉・・・大さじ2弱(10g)
・バター・・・5g
作り方
1: 熱した鍋にバターを溶かし、鶏肉を炒める。
2: 鶏肉に火が通ったら、ナス・玉ねぎを加えて炒める。
3: Aを入れて煮立てたら、ゆっくり混ぜながらカレー粉を加える。
4: お皿にご飯とカレールーを盛り付け、仕上げにパプリカをトッピングする。
夏野菜の代表格。活性酸素の働きを抑えるポリフェノール成分であるナスニンは皮に含まれるため、皮ごと食べて栄養成分を有効に摂取。
夏野菜の中でも特にビタミンC が多く、レモンの1.5 倍!ピーマンのような青臭さや苦みがないので生食にも◎
ツナとブロッコリーのサラダ
材料(1人分)
・ブロッコリー・・・100g(小房に分ける)
・ツナ・・・40g(水気を切る)
・昆布ぽん酢・・・大さじ1/2
・いりごま(白)・・・適量
作り方
1: ブロッコリーを耐熱容器に入れ、電子レンジ(500W)で3分30秒~4分加熱し、粗熱をとる。
2:1にツナを加え、ぽん酢で和える。
3:器に盛り付け、ごまを振りかける。
ブロッコリーは野菜の中でも、たんぱく質含有量はトップクラス! またビタミンC も豊富なので、ハードなトレーニングで免疫機能が低下しがちなアスリートにはおすすめの食材です。
はちみつ黒酢ドリンク
材料(1人分)
・はちみつ・・・大さじ1強(25g)
・黒酢・・・大さじ1・1/3 (20g)
・水・・・180cc
作り方
グラスに水とはちみつ・黒酢を入れて混ぜる。
酢酸に含まれるクエン酸は疲労回復に役立ちます。特に黒酢には、筋肉を構成する重要なアミノ酸(BCAA)も多く含まれています。カラダをあまり冷やしたくない時は、お湯割りでも。
雑穀米
雑穀米にすれば、主食からもビタミンやミネラル、食物繊維を摂ることができます。味が苦手だと感じる方は、大さじ1程度の雑穀を1合の白米にプラスするだけでも◎
管理栄養士からのアドバイス
主食・主菜・副菜がひと皿で揃う「カレー」は栄養バランスも整えやすく自炊ビギナーの強い味方。カレー粉に含まれる香辛料には食欲増進作用があるため、夏にもってこい!ただし、刺激物の多量摂取は胃に負担がかかるため、大事な試合前などは控えめに。市販のルーではなく、カレー粉から作れば気になる脂質も抑えることができますよ。
※2023年7月15日発行「アスリート・ビジョン#30」掲載/この記事は取材時点での情報です。