料理ビギナーでも簡単・ラクラク! 毎日食べたいアスリートごはん⑪【東京アスリート食堂監修】

アスリートのために健康的なカラダづくりに役立つ食事を提供している東京アスリート食堂。今回は春が「旬」の野菜を使った3品をご紹介。旬の食材は安くて栄養たっぷりと良いことづくし!日々の食事に上手に取り入れましょう。


東京アスリート食堂・本店
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21   TEL:03-3233-1555

加藤健嗣(管理栄養士・ラポール)
スポーツを楽しみ、頑張るすべての人を管理栄養士という立場から応援しています!

春キャベツときのこの塩昆布和え

昆布の旨味とごま油の風味がクセになる

材料(1人分)

春キャベツ・・・60g(ザク切り)
しめじ・・・30g(石づきを取る)
塩昆布・・・3g
ごま油・・・小さじ1弱

作り方

❶春キャベツとしめじを耐熱容器に入れ、電子レンジ(500W)で2分温める。
❷1の水気を切り、塩昆布とごま油で和える。

栄養MEMO 
「旬」の食材:春キャベツ

ビタミンU(キャベジン)
胃酸の分泌を抑え、胃の粘膜を修復する働きを持つ

新生活によるストレスで胃にも負担がかかりやすい春は、食物繊維が豊富なきのこ類と春キャベツでカラダの内側から整えよう。

アスパラガスと豚肉のぽん酢炒め

七味のスパイスとぽん酢の酸味で食欲増進

材料(1人分)

アスパラガス・・・5本(食べやすい大きさに)
豚こま切れ肉・・・80g
長ねぎ・・・30g(斜め細切り)

<A>
ぽん酢・・・大さじ1
七味・・・適量

白ごま・・・適量
サラダ油・・・適量

作り方

❶ フライパンに油を引き、豚肉を炒める。
❷ 豚肉に8割程火が入ったらアスパラガスと長ねぎを入れ、さらに炒める。
❸アスパラガスがしんなりしてきたらAを入れ、混ぜ合わせる。
❹器に盛り付け白ごまを振りかける。

調理POINTアスパラのシャキシャキ感を損なわないよう、炒め過ぎには注意して

栄養MEMO
「旬」の食材:アスパラガス

アスパラギン酸
エネルギー代謝を活発にし、疲労回復や滋養強壮に役立つ

他にも強い抗酸化作用を持つβカロテン、ビタミン類(C・E)も摂取できるため学
生アスリートにオススメ。

豆苗と鶏むね肉のガーリックバター炒め

ガーリックとバターの香りでうまさ引き立つ

材料(1人分)

豆苗・・・100g
鶏むね肉・・・50g
バター・・・10g
おろしにんにく・・・小さじ1(チューブでもOK)
めんつゆ・・・小さじ1
糸唐辛子・・・お好みで

作り方

❶豆苗は根元を切り落とし、半分に切る。
❷バター入れ、弱火で溶かし、鶏肉とおろしにんにくを入れて
炒める。
❸鶏肉に火が入ったら、豆苗とめんつゆを入れ、豆苗がしんなりするまで炒める。

栄養MEMO 
「旬」の食材:豆苗

ビタミンK
血液の凝固や骨の形成を助けるビタミン

「豆(たんぱく質)」と「緑色葉物野菜(ビタミンA など)」両方の栄養素を併せ持
つ、バランスの良い食材。しかもお財布にも優しいから自炊の強い味方。

※2023年4月15日発行「アスリート・ビジョン#29」掲載/この記事は取材時点での情報です。

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