<Web限定ポーズ公開>股関節の柔軟性の維持や向上に!アスリートのためのヨガ入門

近年、トレーニングの一環としてヨガを取り入れるプロスポーツ選手やスポーツチームが増えています。それは理想的なカラダの動かし方を手に入れるためにヨガが効果的だからです。今回はホットヨガスタジオLAVA のトップインストラクターで「アンジャッシュ児嶋のおっさんずヨガ」の監修も手掛けた加藤広大さんに、ハッピーベイビーのポーズをご紹介いただきます。

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「体幹の強化」にオススメのポーズ

ハッピーベイビーのポーズ【Web限定】

このポーズは、ひざを胸に引き寄せた状態で左右に開くことで内転筋を心地よく伸ばすことができます。アスリートがオフ期間に入ったときは普段よりも運動量が減ることで股関節周りの筋肉が硬くなることがありますが、その予防にも。

股関節を屈曲させる動きは、周辺の筋肉の状態を知ることができ、柔軟性のひとつの指標にもなります。練習後や夜寝る前の時間を利用して行ってみよう。

目的
股関節の柔軟性の維持や向上、リラックス効果。

1 仰向けになって両脚をそろえ、ひざを立てる。
2 息を吸いながら、両ひざを曲げて胸に引き寄せ、手でひざを持つ。

3 息を吐きながら、両ひざを大きく開く。

股関節の柔軟性や、その日のカラダのコンディションで選んでやってみよう!

A 両ひざを開いた状態から、両腕を伸ばし、ひざの内側にかける。

B 両手で足裏を外側から持ち、かかとを上に持ち上げる。太ももをわき腹に引き寄せる。足を下方向に押し下げる。このとき、肩は力を抜いて、背中全体が床についているように。

POINT

お尻が上がるとお尻や太もものストレッチ効果が下がるので、お尻や肩が床から浮かない程度で、リラックスした状態で行うこと。また、入浴後は血流がよくなり、筋肉がほぐれやすいので、夜に行うのがオススメ。


加藤広大さん
ヨガ歴17 年。陸上競技短距離種目で国体入賞、国際大会出場経験があり、高校時代にヨガと出会う。競技力が向上した経験から、ヨガの可能性に興味を深める。現役引退後、大学講師やスポーツメンタル指導者の活動を経て、2016 年ヨガインストラクターへ転身。体育学修士の資格を持ち、スポーツ経験者としての理論に基づいた丁寧な指導に定評がある。
Instagram:@kodai.kato_sukala
取材協力 ホットヨガスタジオLAVA


日本最大級のホットヨガスタジオ。現在全国で440店舗以上を展開。40 種類以上のヨガプログラムがあり、体調や気分に合わせて好きなプログラムが選べる。全米ヨガアライアンス認定アカデミーFIRSTSHIPも運営している。

※この記事は、2021年9月時点での情報です 。

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