仙台大学 剣道部【注目チーム紹介】

東北学生剣道連盟の強豪校 仙台大学剣道部は齋藤浩二(教士八段)の指導の下、基本となる打突や所作など基本動作の一つひとつを正しく行い、まっすぐな剣道を実践する。春の個人戦は中止となったが、秋の団体戦東北大会優勝、全国大会の上位進出を目指し稽古に励んでいます。

文武不岐の精神で正しく・まっすぐな剣道を磨く

仙台大学 剣道部

1973年創部。部員54名。過去に東北学生剣道選手権大会優勝。全日本学生選手権大会出場。東北学生剣道優勝大会優勝、全日本学生優勝大会出場。昨年から現在まで、大会はすべて中止。大会再開後の東北大会優勝と全日本大会への進出が目標。
https://www.sendaidaigaku.jp/club.html?post=106

五十嵐 竜 コーチ「先輩・後輩が一丸で高め合う」

コロナ禍で活動が制限される中、練習ができることに感謝をして日々の練習に励んでいます。限られた中でも学生達は、成長のために練習で工夫を凝らしています。前向きな姿勢が実を結び目標が達成されるよう、先輩・後輩が一丸となり高め合っています

4年生(主将)佐藤碩斗さん「 精神的に強くなった 」

活動の自粛を経験し、再び道場で練習ができることに部員全員が喜びを感じていました。その感謝の気持ちが日々の練習に取り組む意識を変え、精神的に強くなったことで、目標としていた大会が中止になる中でも、モチベーションを維持することができました

チームの取り組み(栄養・トレーニング)

カラダづくりのリーダーは運動栄養学科生

練習でも本番同様のパフォーマンスを維持するため、朝食をしっかり食べ、練習後30分以内にプロテインを摂取するなど意識しています。また、たんぱく質・脂質・炭水化物のみならず、食物繊維やビタミンをバランスよく摂り、疲労回復や免疫力アップまでを目的とした食事を心がけています。

運動栄養学科での調理実習メニュー。自炊では栄養価の高いオートミールを積極的に取り入れている。

基本練習で自分の姿を省み、剣道の技を錬磨する

自粛中は各自で体幹や下肢を鍛え、齋藤監督制作の稽古動画で、基礎からしっかり学び直しました。再開後は飛沫飛散防止でマスク着用のまま面を着け、面金にシールドを装着し、息苦しさとも戦いです。例年以上の熱中症対策が必要で、今まで以上にこまめな水分補給と休憩をとっています。

※2021年7月15日発行「アスリート・ビジョン#22」掲載。/この記事は取材時点での情報です。

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