注目チーム

早稲田大学庭球部:注目チーム紹介

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早稲田大学庭球部

歴史の伝統と重みを胸により高みへ
1902年創部で116年の伝統と歴史を有する早稲田大学庭球部は、昨年の全日本大学対抗テニス王座試合で男子が14連覇、女子が13連覇を果たした強豪校。大学テニス界で常にトップを走り続けるチームの取り組みや秘訣を探りました。

Interview

早稲田大学庭球部/石井弥起ヘッドコーチ

注目チーム紹介:早稲田大学庭球部
選手たちは試合毎にたくましさを増し、早稲田のプレッシャーがある中で戦うことで力を付けたと思います。それが大きな財産にもなっている。昨年の団体戦ではこれまで勝ってきているという手応えや賭ける思いが非常に強いなと感じました。心がけていたのは自立と協力を促すこと。テニスコートに入ったら頼れるものは自分しかいません。自分たちで乗り越えることこそが自信につながると考えています。

3年生 高村佑樹さん

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東京学館浦安高等学校出身。高校時代はインターハイ単複準優勝の経験も。バックハンドプレーを得意とする。

昨年から学生トレーナーを招聘するなど、常に新しいことを取り入れたり、挑戦する姿勢が大切だと考えています。早稲田の良さでもある仲の良さをベースに、今後はさらに個性をしっかり出していきたいです。

2年生 田中優之介さん

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秀明英光高等学校出身。大学1年時から試合に出場している。高校時代はインターハイ単で準優勝の経験も。

部内のレベルの高さもさることながら、プロとして活躍するOBの方も指導に来てくださるなど、常に高いレベルで練習することができています。室内コートがあるので、雨でもしっかりと練習できているのは大きな強みだと感じています。

2年生 清水映里さん

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山村学園高等学校出身。ハードヒッターで自ら積極的に攻めるスタイルが信条。将来の夢はプロテニスプレーヤー。

庭球部全体が、〝みんながみんなのために″という思いで戦っています。連覇へのプレッシャーがあった状況でも勝つことができたのは、どこにも負けないチーム力があったからこそだと思います。

Close up

栄養

写真を送って食事を改善

部員はほとんどが寮暮らしか一人暮らし。そのため食事は各々が工夫して取り組んでいる。「学生たちはチームの管理栄養士さんへ、食事の写真を送ってアドバイスをいただいています。試合前の期間は体調管理や水分量など、より細かな報告を送り、具体的な食事や試合後に摂る補食のアドバイスをいただいています。選手たちの試合中の痙攣の予防なども考えてオリジナルドリンクも考案していただきました」(藤井主務)

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上は実家から通う学生、下は寮に入っている学生の食事。栄養士さんからはよく果実と乳製品を摂るように助言を受けるそうだ。

トレーニング

学生トレーナーが加わりコンディショニングの意識向上

昨年度からの新たな試みとして学生トレーナーが、ワセダクラブ接骨院・鍼灸マッサージ院、コンディショニング部門の小黒喬史さんと連携を図り、トレーニングメニューを管理し、サポート。正しいトレーニング方法を部員にフィードバックし、けがの予防だけでなく、部員の意識向上にも一役買っている。全日本大学対抗テニス王座決定試合以降は、次のシーズンに向けて体力を強化する期間。1年間けがをしないカラダ作りと、基本的なプレーを反芻して土台を形成する。

1年生 小池秀輔さん

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「トレーニングやカラダのケアへの意識が、徐々に変化していることを実感しています。セルフストレッチができることが最も大きな成長なので、日頃から口を酸っぱくして選手たちに呼び掛けています」

早稲田大学庭球部:注目チーム紹介
普段からただ練習をこなすのではなく、ポイント形式で勝敗を付ける形の練習が多い。試合の緊張感に少しでも近づけるため、練習と試合を連動させることを日常的に意識している。

チームづくり

試合に出る選手以外も縁の下の力持ちとしてサポート

関東大学リーグ前の8月末から、チームは「選手」と「サポート」の2つに分かれる。サポートチームは、リーグ戦で審判やボールパーソン、ベンチコーチなど、チームの縁の下の力持ち的な役割をこなす。「高校までは一流の選手として活躍した部員がほとんどなのでサポートにまわる葛藤も大きいと思います。しかし選手という立場でなくても同じ“王座優勝”という目標が達成できれば、大きな喜びを味わうことができます」(藤井主務)

2年生 藤井竣介さん

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昭和高等学校出身。主務を務め、新戦力の確保や会計報告、取材対応なども行う。ネットプレーが武器。

早稲田大学庭球部:注目チーム紹介
「この1球」は創設期から受け継がれる早稲田庭球部の精神。「目の前の1球に集中し、受け継がれてきた歴史の重みを実感できます」

早稲田大学庭球部
早稲田大学庭球部:注目チーム紹介1902年創設。男子25名、女子17名在籍。文武両道を基本として活動しており、杉田祐一らプロテニスプレーヤーを輩出している。2018年9月の関東大学リーグでは男子が全勝優勝を果たし、女子も全勝でリーグ3連覇を飾った。また、同10月に行われた全日本大学対抗テニス王座決定試合で、男子は14連覇、女子は13連覇を達成した。

※2019年1月10日発行「アスリート・ビジョン#12」掲載/この記事は取材を行った2018年10月時点での情報です

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